● ギリシャラムを素材に使った、ハードコア略帽。ビザールの世界では、ハードコアキャップ同様、定番アイテム。こちらは、カッティングパターンが勝負。気に入った形になるまで何回作り直したかわからないくらい、苦労したデザインです。
斜めにチョイワル風に小粋にかぶったときにキマルデザインでないといけません。そのために、シャープなエッジを利かせたハードなイメージになるように縫い、プレス、しつけなど手の込んだ工程をひとつずつ手作りで仕上げていくため、数えるほどしかできません。
特に注目してほしいのが、フロントのエンブレム。これは、プリントでも刺繍でもなく、本当の織りで表現しています。ここまで、高密度な織り打ちができるところは日本でも少ないでしょう。
リアリティのあるエンブレムがほしくて工場に頼み込んで限界まで挑戦してもらいました。はっきりBIZARRE QUEENの文字が読めるでしょう、感動しました!日本のものづくりの力は、まだまだ世界に負けませんね。この工場からできあがってきた完成品を見たとき、そう感じました。
こちらの略帽は、大きく分けて2通りの着用スタイルがあります。ひとつは、ビザールキャップ同様、ドイツ軍の戦車兵やパイロットがとてもカッコよく決めているように、目深にピッチリ、タイトに被るスタイル。キリッと引き締まったスタイルになります。ハードコアスタイルですね。
それに対して、スチュワーデスのように落ちそうなくらいナナメ後ろにセクシーにゆるくキメるスタイル。とてもフェミニンでソフトなスタイルになります。わかりやすく比較するために、同じモデルにそれぞれのスタイルで決めてみましたが、ウムム…がらりと雰囲気が変わります。
どちらでも、お好きなスタイルでどうぞ。いずれにせよ、ビザールクイーンがかぶると、ご覧のとおりシビレルほどのオーラがでます!